全格闘技がかっこいい「ケンガンアシュラ」
初めては小学館から発行、一応完結済の「ケンガンアシュラ」について紹介していこうと思います。
なぜ一応かは後述。
こちらの漫画はNetflixでアニメの配信なんかもしててそこそこ有名ですね!
大まかなあらすじとしては
江戸の時代から続く、商人同士の争いを治めるための手段。
商人が選んだ者。すなわち闘技者一対一による「拳願試合」
商人達は拳に願いを託したのだ。
これは現代においても企業同士の間で続いていた。
冴えないサラリーマン山下一夫は、ある日、路地裏での喧嘩を目撃する。
絶対に勝てないと思った小柄な男が大柄な男を倒してしまった。
そして次の日、なぜか自分の会社の所属する乃木グループの会長に呼ばれ、拳願試合の存在を知らされる。
そこに現れたのは、昨日目撃した喧嘩の勝者である十鬼蛇王馬。
彼が昨日倒したのは乃木グループの闘技者だったのだ。
そして王馬が代わりの闘技者になるという。
彼の付き人を命じられる山下一夫。
そこから物語は始まる…
一言でいうなら地下格闘技ものです。
この漫画の良いところは、大体の漫画でかませ扱いだろうなってキャラが普通に強くて、どっちが勝つのか予想できない。
オリジナルの拳法(というべきか微妙だが)も出てくるが、現実にある格闘技の良いところをきちんと描いており、「この格闘技弱いわ~」みたいな感じにならない。
個人的に好きなのが、組み技使いの絞殺王と呼ばれる人が言っていた言葉。
打撃格闘技は「痛い」
一方、組み技は「苦しい」
まさしくその通りだと思いました。
組み技格闘技をやっていたことがありますが、まさにこの表現がしっくりきます。
彼は他の闘技者に比べると圧倒的に小柄。
絞め技で相手をおとすのは体格は関係ありませんし、寝技は単純な力だけでは、実力差があれば勝てません。
この作者格闘技好きなんだろうなと感じました。
しかしこの作者、さらに好きなのが筋肉。
マッチョ勢がかっこいいし普通に強い!
私が一番好きなプロレスラーはなんかもう全試合かっこよすぎる。
絶対に防御せず、全て受けきったうえでエンターテイメントも忘れない。
実は作中では勝率はあまりよくないんですがね…
負けてもなんでもかっこいい!
この漫画、原作者と絵は別の人で、原作者は「ダンベル何キロもてる?」の人。
かわいい女の子が筋トレにいそしむ漫画です。
筋肉好きすぎるだろ!
全27巻というそこそこ長い漫画なのでここだけで全ては語りきれません。
さらに続編の「ケンガンオメガ」というのもあり、主人公は変わりますが、ケンガンアシュラ完結後の正統な続きのお話となっております。
冒頭で一応完結と書いたのはこのため。
興味がわいたらどちらも読んでみてくださいね!